整体・マッサージ・骨格調整の違い その1

2017/10/14

こんにちは!昭島のボディケアサロンよすが、店長の坂巻です。
いよいよ寒さが本格的になってきましたね。
お魚に脂がのり、お野菜が甘くなるこの季節が坂巻は大好きです(*≧∀≦*)


さて、本日は「お客様からよく聞かれる質問」シリーズ第2弾!


「整体・マッサージ・骨盤矯正ってどう違うの?」


これはお客様に「今までに整体やマッサージの経験はございますか?」とお伺いした後のお返事でよく聞かれます。


整体・マッサージ・骨盤矯正以外にも、もみほぐしやリフレクソロジー、リンパドレナージュやエステなどなど、ボディケアのお店は様々な種類がありますよね。
整体院・整骨院も明確な違いがあるのですが、同じものだと思っていて行ってみたら期待と違うことをされた…という方も多いようです。


この違い、実は話すと長ーーーーくなってしまうので、今日はその1として、大きな分類のお話からいたします。


まず前提として、一般的にマッサージと言われるものに国家資格民間資格があることはご存知でしょうか?


国家資格の正式な名称を「あん摩・マッサージ・指圧師」と言います。
厚生労働省認定の学校に最低3年以上通い、生理学や解剖学、東洋医学などといった体のことを勉強した後で国家試験を受けて合格すると「あん摩・マッサージ・指圧師」の資格がもらえます。


あん摩とは、衣服やタオルの上から行なう揉みほぐしです。筋肉を緩め、循環を促進します。


マッサージはオイルやタルクという粉を使って、肌に手を直接滑らせるように撫でていきます。


指圧は、あん摩と同じく衣服やタオルの上から行いますが、文字通り指で圧をかけて一点へ刺激を与えます。


あん摩、マッサージ、指圧、と看板に書かれていたら、基本的にはこの国家資格が必要です。
ただし、タイ古式マッサージなど、マッサージの前に○○式などといったものがついていれば民間資格なので、お気をつけくださいね。


国家資格と民間資格の大きな違いは、医療行為が出来るかどうかです。


条件によっては医療保険の使用もできますが、これにはお医者さんの同意書が必要なので、お医者さんの同意が要らない保険適用は「柔道整復師」というまた別の国家資格で使用されています。主に整骨院という場所で受けるものがコレですね。


柔道整復師は骨折や捻挫といった急性期の怪我を対象とした国家資格なので、実はマッサージの専門ではないのです。
保険で300円くらいで出来るから受けに行ったけど、15分くらいしかやってくれないし効果も分からない!という方をたまにお見かけしますが、実はそこは痛みを抑えたり怪我での体の歪みを直す場所なので、肩こりや体の疲れなどの慢性症状でのマッサージは整体院、あるいはあん摩・マッサージ・指圧と看板に書かれたお店へ行ってみてくださいね。


民間資格は数日から数ヶ月の通学や、はたまた未経験でお店の先輩に教えてもらった技術、という方もいらっしゃいますね。
国家資格と比べると勉強の義務がないので、悲しいことに怪我や具合が悪くなるなどの事故も多いようです…(´;ω;`)


じゃあ、国家資格があるところがいい!!!となるとは思いますが、民間資格者でも国家資格者より断然上手で知識のある方はたくさんいらっしゃいますので、要は「自分に目的に合うお店や施術師を見つける」のが一番大事なんです。


坂巻もあん摩・マッサージ・指圧師の国家資格をもっておりますが、国家資格が必要なお店、民間資格でいいお店など色々なところで働いてきて、同時に自分の体のケアと勉強のために色々なところで施術を受けました。
国家資格者でも「へたくそめー!」と言いたいぐらい体をおかしくされたこともありますし、民間資格者の方でも「すごい知識と技術だ!!」とびっくりしたこともあります。
かといって、知り合いに「ここいいよー!」とオススメされたお店が体に合わなかったこともありました。


そして、国家資格者がいるお店でも、ボディケアサロンよすがのように全てがお店の名前に「あん摩・マッサージ・指圧」とつけているわけでもないのです。


なので、先ほど申し上げた通り一番大事なのは「自分の目的に合うお店や施術師を見つける」ということ。


じゃあ、自分の目的に合うお店や施術師はどうやって見つけるべき?というのは、さらに長くなってしまうためまた次回でお話します!
お楽しみに~!!(´∀`*)ノシ